今朝、ゴミを出しに庭に出ていると、塀を隔てたお隣のおばあちゃんに呼び止められました。
「これ、あげる♪」と何か手に握った物を塀越しに渡そうとするのです。えー、何だろう?とドキドキしながら受け取ったのは、収穫したばかりのブルーベリーの果実でした。
おばあちゃんは庭いじりがご趣味のようで、わたしが庭にいると、よく塀越しに話しかけてきてくれます。
先日お話した時は「ウチの猫、死んじゃったの・・・」と寂しそうでした。若くしてご主人を亡くした娘さんと同じ敷地に住んでいて、その娘さんの子供たちもそれぞれ独立し、時々ひ孫を連れて遊びに来ている様子。
歳の頃は義母と同じくらいに見えますが、いつも穏やかで家族と争っている声を聞いたことがありません。
わたしもあんなふうに歳をとれたらいいな、なんて思いながら、ちょっぴり酸っぱいブルーベリーをいただきました。