父の叔母→母
(誰から)→(誰に対する)嫁いびりであるかという矢印は、わたしが感じたままに付けるものであり、当人がどう感じていたかは定かではありませんが、当人同士の関係がわかりやすいように代表的な事例を年代が古いものから取り上げていくつもりです。
タイトルは、例のおばあさんが口癖のように母に言っていたそうですが、おばあさんが亡くなった後で母から聞くまで、家族は誰も知らなかったようです。特に母から後になって何度も聞かされたのは、父が東京出張のお土産に不二家のアップルパイを買ってきた時のふたりの会話です。
おばあ「Y子よ、アップルパイに入っている果物は何だか知ってるか?」
母「アップルだからりんごじゃないんですか?」
おばあ「バーカ・・・アップルパインだからパイナップルに決まってるだろ?お前は何も知らないんだな(笑)」
わたしはそれを聞いて「おばあさんの方が頭悪いだけじゃん!」と思っただけでしたが、母はよほど口惜しかったようで、アップルパイを見るとよくその話をして笑っておりました。